【再開】クライマー×クライマー
お久しぶりです。笑
公私ともに色々ありまして某ジャンプマンガ並に更新が止まってしまっていました・・・
過労でぶっ倒れたり、育児とクライミングの合間で悩んだり、
登る期間自体が減った+自身のモチベーションが限りなく低い時期があり
更新をサボってしまっていました
きっと富〇先生も苦しんでいると思います。
先生の気持ちを理解した私はハンターハンターの連載を一生座して待ちます。
前置きは置いといて
先日は遠藤さんに開拓中の岩場に連れて行ってもらって
初めて誰も登っていない岩を登ったのかもしれません。
なんとなく右に抜けるラインが登れるような気がする
そんな思いで触って色々試してあっという間に夕方と体力不足に・・・・
遠藤さんが登っている時も自分ならどうするんだろう
遠藤さんが登れない理由、試したいと思っていることを口に出していることを
聞いて考えていました。
帰ってから思ったんですが、わざわざ口に出してくれていたのは
言語化の作業を自分に分かりやすいように伝えてくれていたのかなと気づきました
当然楽しかったんですが、普段の岩登りと何が違うか。
自分も言語化してみようと思います。
まず、登れるのかどうか分からない。
手順、ムーブが最適なのか分からない。
後者は既存課題を情報無しで登る場合は近いかもしれないけど
それでもチョーク跡から推測できる情報はあるし、何より
登れた人がいるっている成功事例が分かっている。
できるのか分からないことを最初にできるっていう成功体験は
多分、今までの人生では無い。
何かで1番を取ったことはあっても
何かを1番最初に成した経験っていうのは
誰しもが得られるもんじゃない気がします。
そんな達成感を求めてる。
色んなことに理由をつけたり考えたりするのは好きだけど
理由を作れる作業をしたことはない。
作るじゃなくて創るって感じ
めっちゃカッコいいじゃないですか笑
茶化すわけじゃなくて心からそう思いました。
開拓という作業は
とても特別な時間で自分の登りに対する価値観が大きく変わった1日だったと思います
話は変わって、あらゆる物事の理由を考える。言語化するというテーマを道中たくさん聞いて
自分がなんでクライミングに一番ハマっているかを考えてみました。
自慢じゃありませんが、自分はそこそこのスポーツに手を出してきました。
野球、陸上、卓球、フットサル、マラソン、スキー、スノボ、ボウリング、そんでクライミング
あ、あとeスポーツ(格ゲー)
ぶっちゃけクライミング以外は人並み以上くらいには飲み込みが早く、割と早い段階でそこそこのレベルには
なったと思います
ただクライミングだけは今でもなんか上手くいってないと感じている。
始めたての頃も一緒に始めた人たちよりダントツで登れなかった。
それでも今も続けているのは変だとかドMだとか周りに言われたり自分もなんとなくそう思ってた。
でもあぁ変なんだなで終わったらもったいない!ってことでどう変なのか理由を考えてみました。
結論から言うと、
一番できないところからスタートした故に一番伸び代がある。
断言します。
伸び代が長い分、成長を楽しめるから面白いんです。
何年経っても全然先が見えない。できるか分からない。
開拓が楽しいと感じた理由と近いかもしれません。
「全然できない。ボクこのスポーツ向いてないし楽しくないから辞めたい。」
ひょっとしたら
子供が成長して何かスポーツを始めたらこんなこと言う日がくるかもしれません。
そんな時にここで言語化した経験が活きます。
いやいや、こんなに伸び代あんのに辞めるのもったいないよ。
デッカイアイスの先っちょしか食べてないのに捨てちゃう行為よ。
クライミングというか趣味を楽しんでるだけじゃ出てこない言葉な気がします。
楽しんでるだけだと、「そうだね。他に向いてる趣味あるかもしれないねー」なんて言っちゃうかもしれません。
我が子の人生それで良いのか?
壁にぶち当たったらすぐ回り道を探す人間になってしまわないか?
回り道が無い時どうすんねん。と
仕事上手くいかんかったら職歴が転職まみれになる社会人なるかもよと
※転職否定派ではありません。逃げの転職は全否定だけど自分のスキルアップ目的の転職は超推奨
困ったことに困難な事柄ほど回り道はありません。
高グレードの課題ほど、抜けムーブはもちろんムーブの選択肢も少なくなっていくでしょう。
ということで我が子が壁から逃げない人間に成長するよう。
ボクも逃げない理由を忘れないよう
明日も登りにいきます。
家族の為に(´・ω・)キリッ