【けがを繰り返さないためにできること②】
②「股関節の可動域を追い込む」
ふたたび股関節に戻ってきた
”股関節の可動域”と聞くと、迷わず180度開脚をイメージする
これはまあまあできる 1週間で顎を床につけるぐらいにはなれると思う
でも、180度開脚ができるからといって、クライミングで効率よく登れる(長い時間登り続けられる、持ち難いホールドを使って登れる、腕や手指が疲労せずに登れる)わけではない
股関節は骨盤の中にある この中に重心がある 股関節の動きは重心の移動に速やかに影響を及ぼす 重心が壁に近づいているとき、効率よく登ることができる(次回【けがを〜③】で一部を整理)
それには、股関節があらゆる方向に動くのが有利だ
”可動域を追い込む”と聞くと、一番にストレッチが思い浮かぶ
筋のかたい部分を牽引するやり方
今回のメニューはカエル足ストレッチ
他に、クラムシェルトレーニング(セラバンドでの負荷付き)
これをすると、はじめは臀筋となぜか肩や腕を使って膝を開こうと頑張るが、追い込まれてくると腹筋群が使われて肩や腕を使わなくなる そして股関節の可動域がひろがる この変化がおもしろい
キツイと感じてからまずは3回を心がける